英語のメール1通に、30分かけていませんか。副業で海外案件を受けると、翻訳にかかる時間がそのまま手取りを削ります。ここでは、DeepL・Google翻訳・ChatGPTやClaudeのような生成AIを、実際の副業の場面に当てはめて比べてみます。

まず、どの場面で使うかを決めておく
工具箱に何でも詰め込むと、いざという時にどれを出せばいいか分からなくなります。翻訳ツールも同じで、使う場面を先に決めておくと選びやすくなります。
副業でよくある場面は3つです。①短い英文メールへの返信 ②契約書や資料のような長文 ③SNSやチャットでのやり取り。ここ、意外と見落とします。全部を1つのツールでこなそうとすると、どれも中途半端になりがちです。
ChatGPTで英文ビジネスメールを翻訳する基本の使い方は、AIで英語ビジネスメール・海外クライアント対応を効率化する方法で紹介しています。今回はその一歩先、「どのツールを使うか」というツール選びの話です。
DeepL・Google翻訳・ChatGPT/Claudeを並べて比べる
宅配便を選ぶときと似ていて、早さを取るか、正確さを取るかで向き不向きが変わります。無料でどこまでできるかを中心に、表にまとめました。
| サービス | 無料枠 | 有料プランの目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| DeepL | テキスト翻訳は月5万文字まで、文書翻訳は月3件まで(2026年9月時点) | Starter:月1,200円で文字数上限が撤廃され全文書形式に対応。上にAdvanced(月3,800円)・Ultimate(月7,500円)(2026年9月時点) | 欧米言語の訳文が自然。契約書や資料など長文の翻訳に向く |
| Google翻訳 | 個人利用は基本無料。1回で翻訳できる文字数には上限があり、5,000文字程度が目安(要確認) | 個人向けの有料プランは無し。ビジネスでAPI連携する場合のみ従量課金(Cloud Translation API、要確認) | 対応言語が非常に幅広い。まず全体の意味をざっくりつかむのに向く |
| ChatGPT / Claude | 翻訳専用の文字数上限はなく、チャットの利用回数やモデルの利用制限で管理される(2026年9月時点) | ChatGPT Plus・Claude Proともに月20ドル前後(2026年9月時点) | 文脈を汲んだ意訳が得意。「もう少しカジュアルに」のような言い直しがその場でできる |
ここだけ覚えて帰ってください。無料枠は「文字数」で区切られるものと「回数」で区切られるものがあり、性質が違います。長文の資料を毎月何本も訳すならDeepLの文字数上限、チャットで細かくやり取りするならChatGPT/Claudeの回数制限の方が効いてきます。
実際に使ってみて分かったこと
数字だけ見ても実感がわかないので、実際に短い英文メールと、少し長めの資料の一部を訳してみた感触を書きます。下ごしらえと同じで、最初にどのツールを使うか決めておくと、あとの作業が早いです。
できたこと:DeepLは契約書のような硬い文章でも、語順を無理に崩さずに自然な訳文を返してくれました。ChatGPT・Claudeは「取引先向けに、もう少し丁寧な言い回しに直して」のような追加の指示がその場で通るので、メール1通を仕上げるところまで一気に進められます。
できなかったこと、というより向かなかったこと:Google翻訳は長文を一気に流し込むと文字数の壁に当たり、途中で分割して貼り直す手間が出ました。ざっくり意味を確認するだけなら十分ですが、そのまま納品する訳文としては、他のツールで一度整える方が安心な気がします。
ツール代も、副業の固定費のひとつです
1つあたり月1,000〜3,000円程度と聞くと安く感じますが、積み重なると副業の利益をじわじわ削ります。サーバー代やドメイン代など、他にも小さな固定費がいくつも重なるので、なので、始める前に全体でいくらかかるのか一度整理しておくと安心です。副業ブログの初期費用の内訳で費用の全体像をまとめているので、あわせて見ておくと判断しやすくなります。
翻訳以外のAIツールもまとめて知りたい場合は、副業におすすめのAIツール総まとめも目的別に整理してあるので、こちらもどうぞ。
まとめ|まずは無料枠で使い分けてみる
結論から言うと、1つに絞り込む必要はありません。短い英文メールはChatGPTやClaude、契約書や資料のような長文はDeepL、ざっくり意味を確認したいだけならGoogle翻訳、というのが今のところの感覚です。
いきなり課金しなくても、この3つはどれも無料の範囲でかなりのことができます。まずは今抱えている英文を1つ、無料枠で実際に訳してみてください。どれが自分の作業に合うか、そこで見えてきます。
ここで紹介したAIの使い方を副業の発信につなげるなら、AIで副業ブログを始める方法でサーバー・ドメイン・WordPressの手順をまとめています。


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