副業の案件探しで、クラウドワークスと並んで名前が挙がるのがランサーズです。評判を調べると「手数料が高い」「低単価が多い」と出てきます。でも、どれくらい高いのかを数字で見た記事は意外と少ない気がします。

そこで今回は、ランサーズのデメリットを「手元に残るお金」に絞って整理します。先に結論を言うと、大きな案件では気にならないのに、3,000円の案件ではかなり効きます。
手数料は一律16.5%|わかりやすさは長所です
ランサーズのシステム手数料は、契約金額に対して税込16.5%です(2026年10月時点)。どの契約方式でも同じ率で、金額が増えても減りません。
お店にたとえると、全品一律の値札のお店です。計算は楽ですが、まとめ買い割引はありません。クラウドワークスの段階制との境目は、クラウドワークス ランサーズ 手数料比較で書いたとおり、1件15万円あたりです。ここだけ覚えて帰ってください。
デメリット1|振込手数料が、小さい案件を直撃します
システム手数料とは別に、出金のたびに振込手数料がかかります。楽天銀行あてなら110円、ほかの銀行なら550円です(2026年10月時点・ランサーズ公式インフォメーションをもとにした当ブログの既存記事で確認。変更されることがあるので、出金前に公式で要確認)。
550円は、コンビニのコーヒー数杯分です。でも3,000円の案件に対しては、2割近くになります。同じ条件で3パターン、実際に計算してみました。
| 1回の報酬額 | システム手数料(16.5%) | 手元に残る額(他行) | 手元に残る額(楽天銀行) |
|---|---|---|---|
| 3,000円(1件) | 495円 | 1,955円(約65%) | 2,395円(約80%) |
| 30,000円(まとめて出金) | 4,950円 | 24,500円(約82%) | 24,940円(約83%) |
| 100,000円 | 16,500円 | 82,950円(約83%) | 83,390円(約83%) |
※上の数字は、報酬額から16.5%と振込手数料を引いただけの単純計算です(2026年10月時点の料率を使用)。最低出金額は確認できていないため、少額の出金ができるかは要確認です。
見てのとおり、10万円なら銀行による差はほぼ気になりません。3,000円だと、銀行の選び方だけで手取りが440円変わります。小さな案件を1件ずつ出金する使い方は、ランサーズだと割に合いにくいです。
デメリット2|出金は月2回。急ぎのお金には向きません
お金が入る日にも注意が必要です。出金は月2回で、15日締めは月末、月末締めは翌月15日の振込です(2026年10月時点)。締め日の直後に申請すると、次の締めまで待つことになります。
家計でいえば、給料日が月2回しかない感覚です。急な出費に合わせて使うのではなく、「次の振込日までは手元のお金でやりくりする」くらいの余裕を見ておいたほうが安心です。詳しくはランサーズでよくある失敗・注意点にまとめています。
デメリット3|本人確認前は、案件の一部しか見えません
登録しただけでは、すべての案件が見えるわけではありません。本人確認と機密保持確認を済ませるまで、見えている案件は一部です。「案件が少ないな」と感じて辞める前に、手続きが終わっているか確認してください。手順はランサーズの登録・プロフィール設定手順で書いています。
向いている人・向いていない人
ここまでを踏まえると、向き不向きはこんな感じです。
- 向いている人:数万円〜10万円規模の案件を、まとめて出金できる人/手数料の計算をシンプルにしたい人/実績づくりの場を探している人
- 向いていない人:数千円の案件を1件ずつ出金したい人/急ぎで現金化したい人/手数料の段階的な割引を期待する人
単体の評判で迷ったら、クラウドワークス側の事情も見ておくと判断しやすいです。クラウドワークス 評判・デメリットとあわせて読むと、2社の違いがつかみやすいと思います。
まとめ
ランサーズの手数料は一律16.5%で、わかりやすい反面、小さい案件ほど振込手数料が重くなります。3,000円の案件を他行へ出金すると、手元に残るのは約2,000円です。
まとめて出金するか、楽天銀行を出金用に使う。それだけで、手取りはだいぶ変わる気がします。料金や条件は変更されることがあるため、契約・出金前に公式サイトで最新情報を確認してください。


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