クラウドワークスとランサーズ、どちらも副業の案件探しでよく名前が挙がります。「手数料はどっちが安いの」で検索して、結局どちらも似たようなことが書いてあって止まる。そんな人が多い気がします。

先に結論を言うと、この2つは「どちらが安いか」を一言では決められません。手数料の仕組みがそもそも違うので、受ける案件の金額によって答えが変わります。ここ、意外と見落とされがちです。
結論:安いのは「金額」で決まります
クラウドワークスは、スーパーの「まとめ買い割引」に近い仕組みです。1件の金額が大きくなるほど、その超えた部分の手数料率が下がっていきます。
ランサーズは逆に、全品一律価格の店です。金額の大小に関わらず、税込16.5%で固定されています。
細かく計算すると、1件あたりおよそ15万円が境目になります。ここだけ覚えて帰ってください。15万円より小さい案件はランサーズが有利、15万円を超えてくるとクラウドワークスが有利に逆転します。
クラウドワークスの手数料は「段階制」
クラウドワークスのシステム利用料は、1件ごとの報酬額で3段階に分かれています(2026年7月時点)。報酬額10万円以下の部分は20%、10万円超20万円以下の部分は10%、20万円を超えた部分は5%です。段階は月の合計ではなく、案件1件ごとに適用されます。
なので、同じ20万円でも「1件で20万円」と「2万円の案件を10件」では、後者のほうが手数料が高くつきます。ここは勘違いしやすいところなので、契約前に確認しておいたほうがいいと思います。
なお、単発の簡単な作業をこなす「タスク形式」だけは、金額に関わらず一律20%です。段階制の対象にはなりません。
ランサーズの手数料は「一律16.5%」
ランサーズのシステム利用料は、契約金額(税込)の16.5%です。プロジェクト形式・コンペ形式・タスク形式・時間報酬・月額報酬・パッケージ、どの契約方式でも同じ料率が適用されます。方式ごとに率が変わらないぶん、計算はシンプルです。
ちなみにランサーズは、発注する側のクライアントにも契約金額の5.5%が手数料としてかかる仕組みです。ワーカー側の負担が直接変わるわけではありませんが、発注者側のコスト感も知っておくと、案件の相場を見るときの参考になる気がします。
実際の金額で比較する(2026年8月時点)
言葉で説明するより、数字を並べたほうが早いと思います。1件あたりの報酬額ごとに、手元に残る金額の差を計算しました。
| 1件の報酬額 | クラウドワークス手数料 | ランサーズ手数料 | 安いほう |
|---|---|---|---|
| 50,000円 | 10,000円 | 8,250円 | ランサーズ(1,750円差) |
| 100,000円 | 20,000円 | 16,500円 | ランサーズ(3,500円差) |
| 150,000円 | 25,000円 | 24,750円 | ほぼ同額(250円差) |
| 200,000円 | 30,000円 | 33,000円 | クラウドワークス(3,000円差) |
| 300,000円 | 35,000円 | 49,500円 | クラウドワークス(14,500円差) |
タスク形式(クラウドワークス側は一律20%)を使う場合は、この表の段階制は当てはまらないので注意してください。金額は変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
どっちを選ぶべきか
ここは、道具箱の中身を使い分ける話に近いと思います。細かい案件をたくさんこなすタイプの働き方なら、道具箱にはランサーズを入れておくほうが手数料の面では得です。一方、まとまった金額の継続案件を狙っていくタイプなら、クラウドワークスのほうが率が下がっていく分お得になります。
案件数の多さや探しやすさも選び方に関わってくる部分なので、手数料だけで決め切らなくてもいいと思います。提案文の書き方を整えておけば、どちらのプラットフォームでも採用率に効いてきます。
そもそもクラウドソーシング自体が自分に合っているか迷っている場合は、ココナラとクラウドワークスのどちらが向いているかを先に確認しておくと、遠回りしなくて済むはずです。
まとめ
クラウドワークスは段階制で、金額が大きいほど率が下がる。ランサーズは一律16.5%で、計算がシンプル。境目はだいたい15万円あたりです。
小さい案件を数こなすならランサーズ、まとまった金額の案件を継続するならクラウドワークス。手数料だけで見るなら、この基準で選んでみてください。


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