「そろそろ有料テーマに変えようかな」。Cocoonで書き続けていると、一度はそう思う瞬間が来ます。でも、いざ手を動かそうとすると、何から手をつけていいのか分かりません。ここでは、Cocoonから有料テーマ(SWELLやAFFINGERなど)へ乗り換えるときの手順を、迷いやすい順番に沿って整理します。

移行前にやること|引っ越しの前に段ボールを用意する
テーマ移行は、家の引っ越しに似ています。荷物(記事データ)を運ぶ前に、まず段ボール(バックアップ)を用意しないと、途中で何かを落としても取り返しがつきません。
手順としては、まずプラグインの「All-in-One WP Migration」やレンタルサーバーの自動バックアップ機能で、サイト全体のバックアップを取っておきます。ここ、意外と省略してしまう人が多いところです。
それから、無料と有料の違いを整理した記事で自分に必要な機能を確認し、乗り換え先のテーマを決めます。SWELLとAFFINGERで迷う場合は、SWELLとAFFINGERを比較した記事を先に読んでおくと、購入後の後悔が減ります。
もうひとつ。記事数が少ないうちに動くほど、あとの作業がラクになります。100記事を超えてから移行すると、確認だけで数日仕事になるので、迷っているなら早めに動いたほうがいい気がします。
テーマを切り替える手順|順番を間違えると、家具が入り口でつかえます
ここからが本番です。WordPressの管理画面から「外観」→「テーマ」→「新規追加」と進み、購入した有料テーマのファイルをアップロードします。
SWELLやAFFINGERのように親テーマ・子テーマの構成になっているテーマは、必ず親テーマを先にインストールしてから子テーマをアップロードします。この順番、逆にすると有効化のときにエラーが出ます。引っ越しでいうと、大きい家具を先に運び込まないと、あとから入り口を通らなくなるのと同じです。
SWELLには公式の乗り換え支援プラグインが用意されていて、Cocoonの記事装飾をある程度自動で置き換えてくれます。AFFINGERも公式のデータ引き継ぎ用プラグインが配布されているので、手作業の量を減らしたい場合は活用したほうがラクです。
有効化した直後は、まだサイトの見た目が整っていない状態です。ここで焦って公開範囲を広げず、下書きや非公開のまま確認作業に入るのが安全です。
切り替えたあとに必ず確認すること|新しい家に住んでみて気づくこと
テーマを変えても、記事本文や画像そのものは基本的に消えません。なので、そこは安心してもらって大丈夫です。ただし、消えるものもあります。
まず、Cocoon独自の吹き出しやボックス、ボタンといった装飾ブロック(見た目を整えるための専用パーツ)は、他のテーマにはそのまま引き継げません。表示が崩れたり、タグの文字だけが残ったりします。記事数が多いサイトほど、この確認に時間がかかります。
もうひとつ見落としやすいのが、メタディスクリプション(検索結果に表示される記事の説明文)です。テーマによっては移行時にリセットされ、空欄に戻ってしまうことがあります。順位や表示回数に影響する部分なので、主要な記事だけでもコピーを残しておくと安心です。
確認が一通り終わったら、乗り換え支援プラグインは削除しておきます。入れっぱなしにすると、サイトの表示速度が落ちる原因になります。使い終わった道具箱は、しまっておくくらいの感覚でいいと思います。
まとめ|完成させる日ではなく、公開できる日
Cocoonから有料テーマへの移行は、①バックアップと機種選定、②親テーマ→子テーマの順でのインストール、③装飾崩れとメタディスクリプションの確認、という3段階で考えると迷いにくくなります。
移行日は、すべてを完璧に整える日ではなく、公開できる最低限の状態に切り替える日だと捉えておくと、作業が止まりにくくなります。細かい装飾の調整は、公開したあとに少しずつ直していけば十分です。


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