freee会計 評判・デメリット|消費税の申告書は、スタータープランでは作れません

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会計ソフトを調べると、まず名前が挙がるのがfreeeです。「質問に答えるだけで確定申告書ができる」という触れ込みで、簿記の知識に自信がなくても始めやすいと言われています。ただ、いちばん安いプランで契約すると、途中で「これができない」と気づく場面が出てきます。

電卓と領収書でfreeeの料金プランを確認しているイメージ

先に結論を言うと、freeeの入り口プランで一番つまずきやすいのは「機能そのものが使えなくなる」制限です。仕訳の件数ではなく、消費税の申告書というジャンルごと非対応になります。ここ、契約前に知っておきたいところです。

freeeとは何か

銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、質問形式の画面を進めるだけで確定申告書類が作れる会計ソフトです。簿記の勘定科目を自分で選ばなくても、日々の入力ができる設計になっています。個人事業主・副業向けのプランは「スタータープラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」の3段階です。

荷物を送るときに箱のサイズを選ぶのと同じで、自分の取引の中身に合わないプランを選ぶと、あとで箱を買い直すことになります。

料金プラン(2026年9月時点)

一番安い「スタータープラン」は、年払いで年11,760円(月あたり980円相当)です。スタンダードプラン・プレミアムプランは料金が上がる代わりに、対応できる範囲が広がります。

プラン 年払い(月あたり目安) 消費税の申告書作成 サポートの優先対応
スタータープラン 980円 非対応 対象外
スタンダードプラン 要確認(公式サイトで確認) 対応 対応
プレミアムプラン 要確認(公式サイトで確認) 対応 対応(優先度がさらに高い)

※金額は2026年9月時点の情報です。改定される場合があるため、契約前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。

デメリット1:消費税の申告書は、スタータープランでは作れません

ここが一番の注意点です。インボイス登録をして課税事業者になっている人は、スタータープランのままでは消費税の申告書類が作れません。スタンダード以上への切り替えが必要です。

マイバッグに例えると分かりやすいかもしれません。荷物の「量」で入りきらなくなるのではなく、そもそも「この種類の荷物は持てません」と最初から言われるイメージです。件数を数えて気づく制限ではなく、対応・非対応がはっきり分かれる制限なので、免税事業者のうちは気づきにくいです。

先に結論を言うと、インボイス登録の予定があるなら、契約前にスタンダード以上の料金を確認しておいたほうが後で慌てずに済みます。

デメリット2:優先サポートは、スタンダード以上だけです

問い合わせ自体はスタータープランでもメール・チャットで可能ですが、回答を急いでもらえる優先対応は、スタンダードプラン・プレミアムプランの契約者向けです。確定申告の締切直前に「早く返事がほしい」と思っても、スタータープランのままだと優先度は上がりません。ここ、意外と見落とします。

いいところ:無料お試しはカード登録なしで始められます

逆に評価できる点もあります。無料お試し期間は30日間で、クレジットカードの登録は不要です。期間が終わっても自動的に有料プランへ切り替わって料金が発生することはありません。試着室のように、合わなければそのままやめられる設計です。

マネーフォワードとの違いはどこにあるか

すでにマネーフォワード クラウド確定申告の評判・デメリットでも書きましたが、マネーフォワードの入り口プラン「パーソナルミニ」は、1か月の仕訳が16件目で頭打ちになる「件数」の制限でした。freeeのスタータープランは、件数ではなく「消費税の申告書が作れるかどうか」という機能そのものの制限です。同じ「入り口プランには何かしら制限がある」という話でも、制限のかけ方が違う点は覚えておいて損はありません。

両社の料金・機能をまとめて比べたい場合はfreee マネーフォワード どっちを選ぶべきか、弥生も含めた3社の比較は会計ソフト比較(freee・マネーフォワード・弥生)を見てください。

向いている人・向かない人

freeeが向いているのは、簿記の知識に自信がなく「質問に答えるだけ」の誘導に頼りたい人、そして免税事業者としてスタートする副業初期の人です。逆に、インボイス登録済みで消費税の申告が必要な人や、確定申告の締切前に優先サポートを使いたい人は、最初からスタンダード以上を検討したほうが安心です。

なお、消費税の課税事業者に該当するかどうか、青色申告控除の対象になるかどうかは、収入や取引の内容によって変わります。個別の判断は税務署や税理士に確認してから決めてください。

まとめ

freeeは、スタータープランが消費税の申告書に対応していない点さえ理解しておけば、無料お試しの気軽さも含めて検討しやすい選択肢です。会計ソフトの料金プランを実際に比較した記事もあわせて見ると、自分の取引内容に合うプランが判断しやすくなります。副業の始め方全体はAIで副業ブログを始める方法で整理しています。

ユウ

経営×AIの実務家。外資系コンサル→中堅企業の経営幹部として上場を経験→現在はコンサルで経営管理PJをリード。実務で「経営×AI」の導入を推進する中で得た知見を、副業・生産性向上に使える形で発信しています。

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